武蔵村山市 2018年 ポルシェ 911 カレラ PDK スポーツクロノパッケージ アリーナ

2015年9月に、フランクフルトモーターショーにおいてマイナーチェンジモデルの911カレラ、911カレラSが発表された。このマイナーチェンジ後のモデルは991.2と呼ばれることがあり、それに対してマイナーチェンジ前のモデルは991.1と呼ばれる。新型では従来の自然吸気エンジンに代わり、ライトサイジング(rightsizing)ターボエンジンが搭載される。911には別に911ターボというモデル設定があったために、通常911と単純に言えば自然吸気エンジンのモデルであった。ポルシェがカレラ・カレラSに敢えてターボを搭載したのは、2021年までに欧州市場で販売する新車1台あたりの企業別平均CO2排出量を95g/km以下するという「2021年規制」に対応するためであった。911カレラと911カレラSは同一排気量であり、過給機を含めた周辺機器が異なる。タービンはリヤタイヤの後方にあり、その上にインタークーラーが設置された。インタークーラーを冷却する空気は、リヤのフードから取り込まれリヤバンパー下方から排出される経路となっている。前後のバンパーが変更され、フロントウインカーやリヤライトも変更された。ターボ化に伴い、リヤメンバーなども新設計された。オイルパンも軽量化のために樹脂製となった。排気量の縮小により、燃費効率はマイナー前と比較して12%改善した。今までオプション設定だった「ポルシェ アクティブサスペンション マネージメントシステム(PASM)」(電子制御可変ダンパーシステム)が全車に標準装備となった。
991型のマイナー前後では大きく乗り味が変わっている。別に911ターボという高出力モデルが既に存在しているが、同じターボ化によってそちらの方向性に歯向かうことはなく仕立てられている。マイナー後はラグジュアリー方向に味付けが変更されている部分もあるが、ハンドリングはマイナー前のグランドツアラー的な鈍重さはすっかりなりを潜め、シャシーは操作に対し若々しく反応するようになった。
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4499×1808×1303mm
ホイールベース:2450mm
車重:1430kg(DIN)
駆動方式:RR
エンジン:3リッター水平対向6 DOHC 24バルブ ターボ
トランスミッション:PDK
最高出力:370ps(272kW)/6500rpm
最大トルク:450Nm(45.9kgm)/1700-5000rpm
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